「東急プラザ新長田」初の大規模リニューアル、どう変わる?順次オープン

» 2023年12月06日 09時38分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 東急不動産と東急不動産SCマネジメントは12月5日、商業施設「東急プラザ新長田」(神戸市)の大規模リニューアルを実施すると発表した。2023年11月に増床オープンした「ABC-MART」を皮切りに、24年秋頃までに新規5店舗、増床または移転の4店舗を順次オープンする。

「東急プラザ新長田」イメージ(出典:プレスリリース、以下同)

開業10周年で初の大規模リニューアル

 同施設は13年9月の開業以来、地域密着型の商業施設として営業を続けてきた。開業10周年の節目に初の大規模リニューアルを実施することで、周辺エリアの中心的な施設として、一層の地域活性化に貢献していくとしている。

 リニューアルのコンセプトは「ワンエリア型の商業施設」。複数路線が利用可能な新長田駅直結という利点を生かし、日々の生活と親和性の高い人気テナントをそろえることで、通勤時などでの乗り換えで同駅を利用する顧客も、毎日ふらっと立ち寄りたくなるような商業施設を目指す。

リニューアルのポイント

 施設は小規模な区画を統合し、1階に大型店の「無印良品」、2階に100円ショップ「DAISO」や姉妹店の「THREEPPY」など、生活に密着した雑貨店が入店。その他、幅広い年代層の衣料品を取り扱う「デイリーファッション パレット」が2階に入店。1階「ABC-MART」は増床し、より豊富な品をそろえる。

内観イメージパース

 何度でも訪れたくなる施設を目指し、館内の共用部も改装。エントランスや館内サインなど、館内を刷新することで、買い物をより楽める商業施設になるという。レストスペースも拡充し、地域の人々との交流や買い物の合間に休憩できるスペースを確保するなど、買い物以外の価値も提供する。

出店テナントリスト
周辺マップ

 その他のテナントの情報については、後日公開予定としている。

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