2023年のSNS流行語ランキング 2位「アイドル・推しの子」、1位は？

[秋月かほ，ITmedia]

　2023年にSNS上で最も話題となった言葉は何か。ウェブ解析士協会が発表した「SNS流行語ランキング」によると、1位はAIに関連する言葉「ChatGPT・生成AI」だった。

2023年に流行した言葉は？（画像はイメージ、提供：写真AC）

　「ChatGPT」は22年11月30日に一般公開されたAIチャットサービス。サービス公開から1年以上経過した現在でも各種SNSで「使ってみた」「どこの会社が導入した」などの投稿が増加しており、AIをどう使いこなすか、どう向き合うかをシェアするなど人間同士のコミュニケーションが活発になった。

　続く2位は「アイドル、推しの子」。YOASOBIの楽曲「アイドル」はアニメ『推しの子』の主題歌で、SNS投稿のBGMに広く使われたほか、漫画・アニメの『推しの子』についても活発に投稿されていた。TikTokでは「#アイドル」が118億回、「#idol」が333億回、「#推しの子」が47億回視聴された。

　3位にランクインしたのは「アレ、阪神優勝」。9月14日、プロ野球・阪神タイガースがセントラル・リーグ優勝を決めた。17年間優勝から遠ざかっていたチーム内やファン、在阪マスコミも「アレ」と言い換えるなど合言葉として浸透。11月5日には日本シリーズでオリックスをくだし、38年ぶり2回目の日本一に輝いた。

　4位にはTikTokを中心に幅広い世代に人気を博した「なぁぜなぁぜ？」、5位には野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）決勝で日本が3度目の優勝を果たした際の「日本優勝、侍ジャパン」、6位には女性4人組個性派ダンスボーカルユニットである「新しい学校のリーダーズ」がランクイン。7位以降は「蛙化現象」「VIVANT」「Threads」「藤井聡太8冠」と続いた。

SNS流行語ランキング年間大賞2023（出所：ウェブ解析士協会）

　本調査は、SNSメディアで流行している言葉を選定し、SNSマネージャー有資格者への調査に基づきランキングを作成した。