人気ゲーム『フォートナイト』を開発した米Epic Gamesのティム・スウィーニー最高経営責任者(CEO)は12月11日、米Alphabet傘下Googleのアプリ市場「Google Play」を独占禁止法(反トラスト法)違反で提訴した裁判で勝訴したと表明した。
CEOはX(旧Twitter)に「Googleに勝利した。4週間にわたる詳細な証言の結果、カリフォルニア州の陪審は全ての論点についてGoogle Playの独占を認めた」と投稿した。是正策に関する裁判所の手続きは来年1月に開始するとした。
Epic Gamesは裁判で、GoogleがGoogle Playの支配的地位を確立するために競争を阻害し、競合するアプリ配信サービスを「組織的に排除」したと主張。
Googleがアプリ開発業者に課している最大30%の手数料も独禁法違反に相当するとしていた。
Googleは不正を否定し、Appleのアプリ配信「App Store」と「価格、品質、セキュリティー」で激しく競合していると主張していた。
GoogleはGoogle Playとの裁判前にマッチングアプリの米Matchによる独禁法訴訟で和解しており、複数の州や消費者が起こした関連訴訟でも和解している。
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