木村屋とNEC共同開発の「恋AIパン」 初めてのデートから失恋までの“味”(2/2 ページ)

» 2024年01月17日 18時16分 公開
[産経新聞]
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「両想い味」を実食

 17日には報道陣向けの試食会も開催。木村屋総本店の斉藤浩二取締役の「恋愛成就の効果はあると思って作っている」という言葉を信じ、バレンタインシーズンの2月1日に発売される「結ばれる両想い味」を食べた。桃味の生地にドラゴンフルーツ、はちみつがマッチし、とろけるような甘さが幸せな気分にさせた。

 うまくいかない恋もある。同じく2月1日発売の「涙の失恋味」は「失恋だけに苦いのか」と思いきや、生地は爽快なサイダー味で驚かされた。ブドウとドライリンゴの甘酸っぱさが口の中に広がった。

新たな恋の味も

 3月1日には紫芋がベースの「やきもち味」、新学期シーズンの4月1日にはライムと柿の味の組み合わせをカップルに見立てた「初めてのデート味」、わたがし味の生地にリンゴの甘さを載せた「運命の出会い味」も発売される。

 5種類とも希望小売価格は200円。木村屋総本店の直営店やオンラインショップ、関東近郊のスーパーで販売される。(宇野貴文)

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