3位の関西学院大は、昨年の4位から順位を上げた。近年、同大は入試改革を積極的に進めており、共通テスト利用入試で複数学部を併願する際の受験料減額制度の導入などの改革が、出願に結びついたとみられる。
4位の龍谷大は、ランキング中で昨年と比べた志願者の増え幅が最も大きく、6位から順位を上げている。昨年の共通テスト利用方式の志願者数が伸びなかったことに加え、受験料減額制度の拡充が背景にあるようだ。
5位は昨年並みの志願者数をキープしている、近畿圏の最難関私大である同志社大。
「京大や大阪大、神戸大といった難関国立大との併願者が多いことから、同志社大は、共通テスト利用入試の志願者数が安定している」(予備校関係者)
6位以下は、関西大▽京都産業大▽甲南大▽摂南大▽追手門学院大の順で並んだ。神戸学院大と桃山学院大はベスト10圏外だったが、両大学ともに前年並みの志願者数を維持している。
大学通信情報調査・編集部部長。1964年2月6日、神奈川県生まれ。明治大学卒業後、受験情報・分析を主力事業とする大学通信入社。大学の入り口(入試)から出口(就職)まで、情報を収集し発信中。中高・大学受験の案内書・情報誌を編集するほか、新聞社系週刊誌、経済誌などへの情報提供と記事執筆を行う。
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