イトーヨーカ堂、食料品71品目を平均10%値下げ プライベードブランド商品も拡充

» 2024年04月02日 17時00分 公開

 イトーヨーカ堂(東京都千代田区)は、4月1日から食料品のうち71品目の価格を値下げした。値下げ幅は平均で約10%。イトーヨーカドーとヨークの統合によるオペレーション・販促・物流の効率化や、商品政策の統合による扱いアイテムの絞り込みを進めたことで価格の見直しを実現した。

photo イトーヨーカ堂が食料品71品目を値下げ(画像は公式サイトから引用)

 価格の見直しは、イトーヨーカドー124店舗とヨーク104店舗の合計228店舗で4月1日から実施している。コカ・コーラ700ミリリットルとコカ・コーラ ゼロ700ミリリットルが138円から116円に、日清の小麦粉(フラワーチャック付)500グラムが235円から213円となるなど、71品目が対象となる。

photo 価格見直しの対象商品一例(出所:プレスリリース、以下同)

 また、「セブン・ザ・プライス」の品ぞろえ強化を進める。セブン&アイグループのプライベートブランドとして22年9月に販売を開始した同シリーズは、発売当初の11アイテムから149アイテムまで拡大し、累計販売金額は24年2月に70億円を突破した。

photo 「セブン・ザ・プライス」

 今回、ロースハム切落し(321円)、ベーコン切落し(321円)、徳用ウインナー(386円)などを新商品として販売。24年度中に累計販売金額100億円の突破と、180アイテムまでの拡大を目指す。

photo 「セブン・ザ・プライス」新商品一例

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