MUJI BASE TESHIMAは瀬戸内国際芸術祭(2010年)の運営スタッフの寮としてリノベーションされた、築90余年になる古民家を受け継いだもの。今回、再活用するにあたり、同社で内装の企画・デザインを行い、無印良品の世界観を体現した施設とした。
内装はフローリングを無垢フローリングに張り替え、リビングとダイニングの間にあった水回りを撤去して部屋間を簡単に行き来できるようにした。また、リビングの一部の壁を撤去してルーバー(細長い板)を設置、圧迫感のない開放的な寝室空間を作った。
アートの島として知られる豊島の宿泊施設にふさわしく、日本の美意識や見立てをテーマにしつらえた空間のコーディネートは、同社のインテリアブランド「IDEE」が担当。日本のヴィンテージ家具やモダンデザインのインテリア、日本のアーティストによる作品のほか、豊島周辺で活動を行う現代作家の器をセレクト。このほか、レコードやMUJI BOOKSによる選書本、無印良品の家具家電も用意する。
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「コンテナホテル」が郊外にどんどん増えて77店舗に 稼働率80%の理由は?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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