採用支援サービス「engage」を運営するエン・ジャパン(東京都新宿区)は、従業員数299人以下の企業を対象に「賃上げ」に関する調査を実施した。2023年4月以降、正社員の賃上げを実施した企業は6割を超え、社員の月給上昇幅のボリュームゾーンは「5000〜9999円」となった。
2023年4月以降の賃上げ実施状況は、正社員の賃上げを実施した企業は66%、アルバイト・パートの賃上げを実施した企業は51%となった。
賃上げを実施した企業において、正社員の“月給”の上昇幅は「5000〜9999円」(37%)が最も多く、次いで「4999円以下」(25%)が多くなった。アルバイト・パートの時給の上昇幅のボリュームゾーンは「70円以上」(35%)だった。
賃上げを実施した理由については、正社員の賃上げにおいて最も多かった回答は「社員のモチベーション向上」(75%)で、次いで「人材の確保・採用」「物価上昇への対応」(いずれも39%)となった。
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