あきんどスシロー(大阪府吹田市)は6月20日、「スシロー横浜鶴屋町店」(横浜市)をオープンした。横浜駅直結の「THE YOKOHAMA FRONT」1階に構え、全166席。神奈川県内で、大型タッチディスプレイのオーダーシステム「デジロー(デジタル スシロービジョン)」を導入する初の店舗となる。
デジローは「ディスプレイ越しに広がるもうひとつのスシローの世界」をコンセプトにした取り組み。商品が回転レーンに乗って流れるという回転寿司の大きな特徴を、大型タッチディスプレイ上に再現した。流れる寿司を映像で見ながら、画面を指で操作して注文でき、複数人での同時操作も可能だ。
デジタル上の回転レーン・メニューから注文できるほか、ハッシュタグでテーマ別に商品を絞り込めるなど、今までのタッチパネルにはなかった「すしナビ」機能を搭載。商品の詳しい情報やクイズ、注文額に応じたゲームなどの機能も備えている。
デジローは、2023年9月末から江坂店(大阪府吹田市)、新宿西口店(東京都新宿区)、天白焼山店(名古屋市)の3店舗でトライアル導入を実施。その後アップデートを繰り返し、6月は横浜鶴屋町店のほか、岐阜正木店(岐阜市)、さいたま中央店(さいたま市)など5店舗に導入する。
スシロー、画面上で寿司を回す「デジロー」店舗を拡大 くら寿司は“リアルに回す”
スシロー、「年間売上100億円」の“カフェ部”新コンセプト発表 スイーツに注力する狙いは?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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