そよら成田ニュータウンは、成田国際空港がある成田市内にオープンし、そよら最大規模にして千葉県初出店の店舗だ。1992年にオープンした百貨店、「ボンベルタ成田」を全館リニューアルする形でオープンした。
売場面積は約3万5730平方メートル。本館5フロア、アネックス館3フロアから成り、駐車場800台分、駐輪場349台分を備えている。
当地は人口約3万人規模である成田ニュータウンの中心部にあり、商圏はニュータウン内と想定されている。今後、2029年には、成田空港の敷地面積がほぼ2倍に拡大する予定で、空港で勤務する人の増加も見込まれる。成田ニュータウンが主たる住宅の供給地の一つになると見込まれ、新たなまちづくりが進んでいる最中だ。
そよらの周囲には成田郵便局、成田市中央公民館、成田市立図書館、赤坂消防署、成田市保健福祉館といった公共機関が集まる。公民館と図書館は再開発が計画されている。一帯はスーパーの激戦地でもある。徒歩圏に「カスミ」「ヤオコー」があって、特にヤオコーはそよらの核となるイオンスタイルとして気が抜けない強敵だ。
前出の宇治支社長は「近隣住民を対象にソフトオープンしていたが、ボンベルタ時代に主力だった50〜60代に加えて、30〜40代のファミリー層が多く訪れたのは狙い通り」と、顧客の若返りが顕著に見られる点に期待を寄せている。
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