NEXER(東京都豊島区)が運営するキャリアバイブルは、「転職して前職よりも状況が悪くなってしまった経験」に関するアンケートを実施した。転職したことによって状況が悪くなった経験がある人は49.3%、前職よりも悪くなったことの1位は「労働環境」だった。
「転職したことによって前職よりも状況が悪くなった経験はある?」という質問に、約半数にあたる49.3%が「ある」と回答した。
その当時の転職理由の1位は「人間関係」(30.6%)で、以下「労働環境」(29.6%)、「個人的な事情(引っ越しやライフスタイルの変化など)」(14.1%)、「職場の雰囲気」(9.5%)が続いた。
転職したことによって前職よりも悪くなったことの1位は「労働環境」(38.7%)で、以下「人間関係」(29.6%)、「職場の雰囲気」(9.2%)が続いた。
「労働環境」と答えた人からは「従業員不足や給与の未払い」(20代男性)、「労働時間が長くなり給料が変わらなかった」(40代男性)といった体験が、「人間関係」と答えた人からは「パワハラを受けたから」(30代男性)、「家族経営の会社でワンマン経営がひどく最低だった」(40代女性)といった声が寄せられた。
さらに「転職したことによってもっと悪くなってしまったのは何が原因だと思う?」と聞いた。「入社前の説明会や面接でのコミュニケーション、自分の意志を明確に伝えることが不足していた」(20代男性)、「苦手な職種にチャレンジしてしまった」(20代女性)、「業界研究をしっかりしなかったから」(30代男性)といった考えが寄せられた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング