三井不動産(東京都中央区)は、八重洲二丁目中地区市街地再開発組合など6社で推進中の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」(以下、八重洲二丁目事業)を8月8日に着工、8月26日に起工式を行った。竣工は2029年1月末を予定している。
八重洲二丁目事業は、地上43階・地下3階のビルを建設する東京駅前最大級のプロジェクト。オフィスワーカーや来街者が利用する商業施設のほか、バスターミナル、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクールを集積することで、東京駅前に新たなにぎわいを創出する。
地下1階〜地上3階には、約50店舗を開業予定。東京ミッドタウン八重洲とは地下1階と地上2階で接続することで、両施設合わせて100店舗が誕生する。大型書店「八重洲ブックセンター」などが出店する。
3〜6階には劇場を導入。エンターテインメント機能の中心として、八重洲エリアに新たなにぎわいを創出する。
3〜4階には体育館・プール・屋外運動場を含む学校施設を整備し、インターナショナルスクールを誘致する。外国人の子どもたちに教育環境を提供し、外国人就業者とその家族の生活の一端を担う機能となることを目指す。
11〜38階のオフィスは、1フロアが都内最大規模の約6300平方メートル超で、4方向いずれにも貸室を設けられる。
40〜43階には1泊〜中長期滞在まで対応するサービスアパートメントを計画。客室に加え、レストラン、フィットネスセンター、ビジネスサポート施設も備える。日英2カ国語を話せるコンシェルジュ・フロントスタッフを配置し、外国人宿泊者の快適な滞在をサポートする。
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