棚にも店にもなる無人決済システム ファミマが甲南大学内の新店舗に導入

» 2024年09月20日 07時00分 公開
[ITmedia]

 ファミリーマートは9月20日、甲南大学内(神戸市)に無人決済システムを導入した「甲南大学西校舎/S店」をオープンした。無人決済店舗システムを提供するTOUCH TO GO(東京都港区)との協業で、44店舗目の出店となる。

fm ファミマ、44店舗目の無人決済店舗システム導入店舗(提供:ゲッティイメージズ)

 同店舗には、全国で初となる最小スペース展開が可能な無人決済システム「TTG-SENSE SHELF」を導入した。日中は有人店舗の商品棚として、その他の時間帯は店舗一部区間を仕切り、無人店舗として運営する。TTG-SENSE SHELFの導入により、従業員が常駐しない時間帯でも利用客が買い物できるようになる。

fm 天井カメラと重量センサーで無人決済を実現(プレスリリースより引用)

 ファミリーマートは、2021年3月に無人店舗1号店をオープン。以降、オフィスビルや駅構内、市役所、学校関連施設、商業施設、物流施設の従業員休憩スペースなどに無人決済店舗の出店を進めている。レジ対応業務の削減によりオペレーションコストが下がり、人材不足の解消につなげる狙いだ。

fm 利用方法(プレスリリースより引用)

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