「中座くいだおれビル」25年春に登場、くいだおれ太郎の世界観を演出(1/2 ページ)

» 2024年10月10日 09時56分 公開
[堀内ひろITmedia]

 野村不動産マスターファンド投資法人(東京都新宿区)と野村不動産コマース(東京都新宿区)は、運営する大阪市の商業施設「中座くいだおれビル」を2025年春に全館リニューアルする。

photo 外観イメージ(出典:プレスリリース、以下同)
photo 正面イメージ

 中座くいだおれビルは、2009年に閉店した老舗飲食店「大阪名物くいだおれ」の名称を借り受けてオープンしたビル。ビル正面に建つチンドン屋の格好をしたマスコット「くいだおれ太郎」は道頓堀のシンボルで、記念撮影スポットにもなっている。

 リニューアルのコンセプトは「Eat=食の強化」「Enjoy=エンタメの強化」「+Nakaza=承継と新しい取り組み」。文化・歴史を体感できるデザインやスポットを館内各所に施す。モノだけでなく、情緒や体験価値の高いサービスを提供し、「道頓堀、ええな〜」と満足してもらえる施設を目指すという。

テナントの一部

 外観は立体感のあるデザインへ変更。地下1階・地上6階建てのビルの外壁に全長約6メートルのくいだおれ太郎の立体造形看板を掲げるほか、昔懐かしいネオン管を思わせる電飾などで、道頓堀のランドマークであるくいだおれ太郎の世界観を表現。LEDビジョンも充実させ、躍動感や華やかさを演出する。

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