クルーズブランド「MITSUI OCEAN CRUISES」を運営する商船三井クルーズ(東京都港区)は、12月に投入する第一弾のクルーズ船「MITSUI OCEAN FUJI」の船内で催されるアクティビティーや各種エンターテインメントを発表した。日本のおもてなしと、欧米のクオリティーを融合した体験を提供していくという。
MITSUI OCEAN FUJIは、全客室がスイートキャビンを基本とするラグジュアリークラスのクルーズ船で、客室数229室、船客定員458人、総トン数は3万2477トン。
カフェやライブラリを併設するMITSUI OCEANスクエアでのワーケーションを可能とした。2025年5月にはグランドアジアクルーズに臨むとしている。
船内では現代的な要素を取り入れたさまざまなアクティビティーを用意した。メイン空間となるオーシャンステージでは、世界的な歌手やダンサーによるショーが行われる。船上ショーのプロデュースは、数々の受賞歴があるベリンダ・キング社が行う。
船内はバイオリニストからピアノ奏者、ギタリスト、ジャズ・カルテットなどによる演奏があり、昼夜を問わず音楽を楽しめるようにするという。
日本ならではの和の体験も用意した。人気噺家(はなしか)による落語や、寄港地にゆかりのある文学・芸術・歴史などを学ぶレクチャー、伝統的なアートとクラフト教室のほか、書籍コーナーも提供する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング