イオンモールは10月22日、引退したスポーツアスリートを対象とした「アスリートセカンドキャリア採用」を開始したと発表した。
対象となるのは、大卒以上で、スポーツアスリートとして3年間以上の経験がある人。実業団やアマチュアリーグ、クラブチームの所属者も応募可能で、文理や年齢は問わない。採用に当たっては、即戦力となる人材を求める通常の中途採用とは異なり、ポテンシャルを重視するという。
応募者にはカジュアル面談を実施する。また、仕事や働き方、カルチャーとのマッチングの不安を解消するため、希望者には応募前にも相談できる機会を設ける。
同社は、「アスリートとして目標に向かって果敢に取り組んだ経験や、スポーツを通じて培ったリーダーシップや粘り強さ、コミュニケーション能力などを当社で存分に発揮いただくこと」が目的だとしている。
同社は2024年6月から、自己都合退職者の再雇用を促進する「ウェルカムバック採用」や「社員紹介採用」を開始。2025年度入社の新卒採用からは、新卒3年以内の内定辞退者に対して優遇枠を導入するなど、採用チャネルの拡充を強化している。
イオンモール、新卒3年以内の辞退者に採用優遇枠 つながり維持し将来的な入社を期待
学生アスリートは昇進や出世「意欲あり」6割、就活に影響を与えた存在は?
MIXI、退職者向け専用サイトを開設 カムバック採用による人材獲得を強化Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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