歴史というテーマは、グローバルゲーム市場において大きな存在感を放っている。そして歴史をテーマとしたゲームに付いて回るのが「史実との整合性」だ。
特に、日本の歴史を題材としたゲームでは、その描写の正確性について日本国内を中心に白熱した論争が巻き起こっている。
コンテンツに歴史の要素を取り入れる時、その国の人や文化に配慮すべきだという意見は理解できる。しかしそもそも娯楽であるゲームに、史実を正確に描写することについてどこまで求めるべきだろうか?
この題材について、近年の代表的な成功例である『Ghost of Tsushima』(ゴースト・オブ・ツシマ)を中心に考察してみたい。
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