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埼玉県、生成AI導入　対象は全職員、どんな用途で活用する？

» 2024年11月26日 16時20分公開

　埼玉県は、自治体向け生成AIサービス「exaBase 生成AI for 自治体」とAIソフトウェア開発環境「exaBase Studio」を全職員に導入する。サービス提供元であるエクサウィザーズ（東京都港区）、およびそのグループ会社であるExa Enterprise AI（東京都港区）が発表した。

埼玉県が「exaBase 生成AI for 自治体」を全職員へ導入（プレスリリース）

埼玉県は、生成AIをどんな用途で活用する？

　Exa Enterprise AIは2024年4月に、自治体向けに「exaBase 生成AI for 自治体」の提供を開始した。地方自治体向けの専用ネットワーク環境「LGWAN」への対応や、行政機関が利用しやすいライセンス体系、行政の業務で活用できるプロンプトのテンプレートを提供している。

　埼玉県は文書の作成や要約、事業のアイデア出しなどを始めとする業務で活用を予定している。

　エクサウィザーズグループは「exaBase 生成AI for 自治体の、全職員への提供」「利用ユーザーへの生成AIの基礎講習の実施や利用促進サポートの提供」「exaBase Studioを用いた生成AIのユースケースの創出」を提供する。同社は「自治体におけるexaBase 生成AIとexaBase Studioの連携は今回が初めてとなり、庁内のさまざまな業務における生産性の向上や効率化を目指す」とコメントした。

　同社は、生成AI／AIサービス「exaBase 生成AI」、カスタムクラウド「exaBase Studio」、AI開発の中で蓄積されたユースケースごとのAIモデルを蓄積する「AIプラットフォーム」をあわせた、「ExaWizards AI サービス群」を持つ。