iDeCoとNISAの棲み分けについては「特に棲み分けを意識していない」が35.6%で最も多かったものの、僅差で「NISAは、まとまった資金をより早く投資するため」(33.9%)が続いた。以降は「NISAで、老後の資金以外の目的でも使う資金を運用するため」(29.9%)、「NISAで、iDeCoにはない商品を選択するため」(25.9%)となった。
iDeCoは制度の趣旨通り「老後の資産準備」を目的に利用する人が多い一方、NISAは「早期投資」やその他の幅広い目的に活用される傾向が強く、利用目的が明確に分かれている人も多いようだ。
一方で、iDeCoに加入していない理由については、「NISA・投資信託など、その他の投資商品にお金をかけているから」が最も多く、27.1%に上った。その他「制度についてよく分からないから」(22.9%)、「原則60歳まで引き出せないから」(19.5%)が上位となった。
2024年12月から、公務員やDBなど他制度に加入している会社員について、iDeCoの掛金拠出限度額が2万円に増額される新制度について「知っている」とした人は64.1%に上った。
調査はインターネットで実施した。
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