ランサーズ(東京都渋谷区)は、フリーランスマッチングプラットフォーム「Lancers」において集計した「2024年必要とされたスキルランキング」を公開した。1位は「AI・機械学習・ChatGPT」だった。
2024年に必要とされたスキルランキングの1位は「AI・機械学習・ChatGPT」で、企業が生成AIを積極的に活用する動きを表している。2位以下には「スマートフォン・モバイル制作」「企画・PR」が続いた(いずれも2023年には圏外)。
2023年に圏外だった「編集・校正」が7位にランクインした背景には、生成AIを活用して作成された文章のブラッシュアップ需要があると考えられ、生成AIの普及が進む中で、AI技術と人間のスキルを融合した新しい需要が形成されていることがうかがえる。
2024年検索キーワードランキングの1位は「動画編集」で、こちらは3年連続で1位を維持した。2位は「ChatGPT」で、前年6位からのランクアップ。スキルランキングで1位となった「AI・機械学習・ChatGPT」との関連がうかがえる。
「SNS運用」「ショート動画」「LINE」など、SNS関連キーワードが多くランクインしている背景には、SNSマーケティングが現代の広告戦略において重要性を増していることがうかがえる。
2024年検索キーワードランキング(調査方法:2023年と2024年にLancers内のパッケージ方式内で主に発注者が検索したキーワードを抽出。期間は各年1月1日〜11月30日。パッケージ方式はLancersでスキルを購入・販売できる機能)Lancersはこれまで「Webマーケティング・集客」としていたカテゴリーを「リスティング・ディスプレイ広告」「SEO対策」「Webサイト分析」「SNSマーケティング」「YouTube・動画マーケティング」の5つに細分化した。この5つのカテゴリーの依頼数を合計すると前年の「Webマーケティング・集客」を上回る結果となり、Webマーケティングの需要が依然として高いことが分かる。
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