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2025年に個人投資家が最も注目している投資先とは。金融教育事業を手がけるABCash Technologies(東京都渋谷区)が調査を実施した。
2025年、投資先として最も注目している業界はAI・半導体などの「ハイテク関連」が最も多く、478件の回答から175票が集まった。以降は、映画、音楽、旅行などの「エンタメ・レジャー」(53票)、フィットネス、スキンケアなどの「健康・美容」(52票)が続いた。
テクノロジー分野の成長が幅広い層から期待されている一方で、個人の価値観やライフスタイルが投資先の業界選択に影響を与えていることがうかがえる。
新たに米大統領に就任したトランプ氏の政策や方針が「自分の投資方針に影響を与える」と回答した人は83.2%に上った。米国政治の動向は日本の個人投資家の動向にも変化を及ぼしている。
2025年にどのような金融商品へ投資したいと考えているのか、最も多い回答は「投資信託」で40.2%。以降は「株式」(26.7%)、「ETF」(7.8%)と続いた。一方で「債券」「暗号資産」などNISAの対象外となる商品への関心も一定数確認され、全体の22.0%を占めた。その他「積立保険」「投資型クラウドファンディング」といった意見も寄せられ、投資先が多様化している傾向が見られた。
NISAやiDeCoなどの税制優遇制度について「投資活動にプラスの影響を与える」と回答した人は93.9%に上った。税制優遇制度が投資促進に寄与していることが分かる。一方で、制度を利用しない理由には「投資の選択肢が限られる」という意見が多く挙がった。
2025年の投資方針については「守りの投資」と「攻めの投資」を志向する層で二極化していることが明らかになった。特に年収が高い層ほどリスクを取る「攻めの投資」を選択する傾向が見られ、年収800万円以上の人は半数以上が「攻めの投資」を選択した。
調査は2024年11月30日〜12月8日にインターネットで実施。同社の運営する、お金のトレーニングスタジオ「ABCash」卒業生、または、現在受講している全国の20〜60代の受講生から回答を得た。有効回答数は478件。
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