電話を苦手にしている若手はどれくらいいるのか。IT営業のアウトソーシングを行っているBCC(大阪市)が調査結果を発表し、社会人3年目以内の若手社員のうち、過半数が「電話を受けるのが苦手」と回答した。また、48.8%が「電話をかけるのが苦手」とも回答している。電話が苦手な理由の1位は「電話対応のマナーに自信がない」だった。
入社3年目までの若手社員が苦手な仕事の1位は「電話を受ける」(50.8%)。2位は「電話をかける」(48.8%)で、「メールで連絡する」(19.3%)、「朝礼」(12.8%)が続いた。
電話が苦手な理由の1位は「電話対応のマナーに自信がない」(53.5%)で過半数を占めた。「普段から電話を使う機会がない」(44.6%)、「実家や自宅に固定電話がなかった」(20.8%)など、電話を使う機会がないことで苦手に感じている人が多いとうかがえる。
苦手な業務を克服するため、会社や自身がどのようなことを行うべきか聞いた。その結果、1位は「会社が研修制度を充実させる」(52.0%)で、2位は「先輩社員がきちんと指導する」(42.5%)、3位は「会社が体系的なマニュアルを作成する」(37.5%)が続いた。「自分で外部のセミナーなどに参加して勉強する」は16.0%と少数にとどまり、会社や上司への期待が高いことがうかがえる結果となった。
新卒入社して勤続3年目までの18〜27歳の正社員400人を対象に、インターネットで調査した。期間は2月21〜25日。
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「辞めたけど良い会社」 ランキング ワースト30社の特徴は?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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