ロール状クッキー「シガール」で知られるヨックモック(東京都千代田区)が手掛ける「自販機」が増えている。デパ地下や駅ビルの食品売り場で購入されるイメージが強いヨックモックの商品を、なぜ自販機で販売するようになったのか。同社の三溝優実氏(事業開発部 事業企画グループ)に話を聞いた。
【訂正:2025年3月31日16時00分 初出のタイトルと本文に一部、事実誤認を招く可能性があり、表記を修正しました】
ヨックモックは1969年に誕生した東京・青山のクッキーブランド。代表商品であるバターをふんだんに使ったロール状クッキー「シガール」の他、クッキーやフィナンシェなどを展開している。シガールは20本入りで1836円、30本入りで2700円だ。
ヨックモックが展開する自販機「いつでもヨックモック」は店舗で販売している商品の中から、シガールなど約10種類をラインアップしている。手土産として購入されるケースを想定し、手提げ袋やエコバッグも取り扱う。
三溝氏によると、自販機はシガールのような繊細な商品向けの高機能タイプを使用しているという。取り出し口から出てくるまでに、お菓子が割れないようにするためだ。
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