ドン・キホーテ(東京都目黒区)の「どこでも置くだけエアコン」(店舗上限価格4万3780円)が好調だ。同社でもかなりの高価格商品でありながら、2023年4〜8月における売り上げは家電部門でトップ、PB商品でも3位にランクインしているという。人気の理由を同社PB企画開発部の今井潤氏に聞いた。
花王が展開する「肌温度を下げる」冷却シートの売れ行きが好調だ。一般消費者だけでなく、工場や現場仕事など暑さが厳しい環境で働く人々からの支持も獲得している。その一方で、ある課題も見えてきた。
インターネットカフェ最大手の「快活CLUB」を運営する快活フロンティアは7月11日、渋谷に「快活CLUB渋谷センター街店」をオープンした。「スキマ時間のKEY PLACE」がコンセプトの同店舗は、「ネットカフェは何となく入りづらい」という見えないハードルを打開したい狙いがあるという。新コンセプトでの出店に至るまでの経緯を、同社経営企画部の大城奈央氏に聞いた。
セブン-イレブン・ジャパンは、「焼き立てピザ」の販売を強化する方針だ。同社が手掛ける独自の商品配送サービス「7NOW」でのデリバリーも今月から開始し、同サービスの認知度向上も狙う。
カルビーは今年4月、厚切りタイプの「ポテトチップス ギザギザ」をリニューアルした。中身は大きく変更せず、商品名やパッケージを定番商品であるポテトチップスに近づけたところ、発売から2カ月で売り上げは計画比115%を記録。好調な滑り出しを見せた。
「NHK受信料が不要」として、近年話題となっているチューナーレステレビ。家電メーカーだけでなく、ドン・キホーテやニトリなど小売メーカー、買い取り事業を手掛けるゲオなど異業種からの市場参入も増えている。2023年11月からチューナーレステレビを販売する山善は、増加するライバルに対し、サービスの質で対抗しようと考えている。
イオンリテールは、AIが値引き率を決めるシステム「AIカカク」の導入を進めている。これまで従業員の経験や勘に頼っていた値引き業務をAIに任せることで、業務効率化や商品の廃棄率低減を狙った取り組みだ。実際に導入した店舗では、従業員の心理的な負担軽減にもつながっているという。
ファミリーマートが「コンビニエンスウェア」の新ラインとして4月23日に発売した「文具」が好調だ。担当者によると、新ラインの候補は文具一択だったとか。なぜ同社は、アパレルから文具を発売したのだろうか。
ドン・キホーテが5月中旬に発売した「ジャケットを着ても脱いでもサマになるTシャツ」(2189円)が、注目を集めている。ビジネスシーンで着用できるデザイン性だけでなく、これからの猛暑の時期に向けた、「日傘」のような“ひんやり”機能も搭載した。
キリンビバレッジが、「午後の紅茶」を6年ぶりにリニューアルする。リニューアルするのは定番3商品(ストレートティー、ミルクティー、レモンティー)で、中味、パッケージデザイン、容器を全て刷新。同社の看板商品である午後の紅茶をフルモデルチェンジする背景には、強力なライバルであるコーヒーの存在があった。
美容系総合ポータルサイト「@cosme」を運営するアイスタイル(東京都港区)は、「上半期新作ベストコスメ」を発表した。長引く物価高を背景に、人気コスメにある変化が起こっているという。
美容部員と聞くと、百貨店やコスメショップの店頭に立ち、一対一で顧客の話を聞きながら接客するというイメージを持つ人も多いだろう。その一方で、資生堂インタラクティブビューティー(東京都中央区)には、デジタルでの活動に特化した美容部員が約40人在籍している。その背景について、同社に話を聞いた。
キリンホールディングスは5月20日、食器型デバイス「エレキソルト スプーン」(1万9800円)の市販化を発表した。同商品はスプーンの先端から微弱な電流を流すことで、食品の塩味を約1.5倍に増強する機能を搭載している。「減塩食は薄味で物足りない」「減塩の大切さは分かるが続けにくい」といった声に着目し、約5年の開発期間を経て市販化に至った。
ヨンマルサン(山梨県笛吹市)が手掛ける、ぬいぐるみのクリーニングが話題になっている。投稿は1516万回表示され、約4万件の「いいね」がついた(2024年5月5日時点)。同社がぬいぐるみのクリーニングを始めたのは、あるアウトドアアイテムがきっかけだった。
ドン・キホーテのユニークなTシャツが、じわじわ売れている。2023年11月に発売した「エレファントTシャツ」(3289円)は、生産の遅れから発売日が約2カ月ずれ込んだため、当初は苦戦していた。しかし、今年に入って消費者の認知が少しずつ広がっている。
ワークマンが手掛ける、働く女性や子育てママ世代に向けた女性用低価格ウェア「DAYS」シリーズが好調だ。2月に発売したところ、一部店舗限定にもかかわらず、1カ月でシリーズ累計2万点を販売。広報担当者も「想像以上」と驚くほどの売れ行きだ。
松屋の「世界の味」シリーズが好調だ。同シリーズは各国の料理を期間限定メニューとして提供するもの。4月23日からは新商品「ポーランド風ミエロニィハンバーグ」を販売する。
松屋は4月23日から、「ポーランド風ミエロニィハンバーグ」を発売する。2月20日から約1週間テスト販売したところ、目標の1.5倍を売り上げたという。
新入社員からの退職代行依頼が相次いでいるという。退職代行サービス「モームリ」を管理するアルバトロス(東京都大田区)の代表取締役・谷本慎二氏に話を聞いた。
ドン・キホーテの「はしれるパンプス」(2739円)が好調だ。2022年10月25日に発売したところ、23年3月までの売り上げが計画比300%増という大ヒットを記録。発売から1年以上経過した現在も人気商品の1つだという。
ドン・キホーテの新商品「肩ピタリュック」が好調だ。3月13日にオープンした「MEGA ドン・キホーテ成増店」(東京都板橋区)で先行販売したところ、販売数量は同じ価格帯の商品の約200%という数字を記録した。
資生堂の社員食堂が、他企業から「手本にしたい」と注目を集めている。同社ファシリティマネジメント部 オフィスコンシェルジェグループの近藤真理子氏に、社員食堂について話を聞いた。
モスフードサービスは3月27日、新しい定番商品として「新とびきりチーズ 〜北海道チーズ〜」(690円)を発売する。期間限定商品「新とびきりベーコン&チーズ 〜北海道チーズ〜」(760円)も同時に打ち出し、約2カ月間で350万食の販売を目指す。
ニトリの「ゲーミング座椅子」が好調だ。シリーズ累計販売台数は5万台(24年3月現在)を突破し、ラインアップの拡充も行っている。
パナソニックが開催した「社内運動会」が話題だ。ひと昔前のイベントというイメージがある社内運動会だが、主催・実行したのは自主的に集まった令和入社の若手社員たちだった。なぜ若手社員たちは、社内運動会を開催しようと考えたのだろうか。
キユーピーがプラントベース(植物由来)フード事業に力を入れている。プラントベースフードを展開する新ブランド「GREEN KEWPIE」のプロジェクトリーダー・綿貫智香氏に話を聞いた。
明治の人気チョコレート菓子である「アポロ」。1969年の発売から、今年で55周年を迎える。誕生秘話やその後の歩みを、ブランド担当者に聞いた。
ファミリーマートは、2024年度もアパレル事業に注力する方針だ。同社は21年から新ブランド「コンビニエンスウェア」を立ち上げ、靴下やTシャツなどを販売。以降も続々とアイテムを拡充している。
ファミリーマートは2月27日、累計販売食数1億2000万食を突破した「生コッペパン」シリーズから新商品「生しっとりパン」を発売する。新商品の投入で、好調を支えた「生コッペパン」シリーズの強化を図る。
ダイハツ工業(以下、ダイハツ)とトヨタ自動車は2月13日、共同会見を開催し、ダイハツの経営陣を刷新すると発表した。ダイハツの奥平総一郎社長は退任し、トヨタ自動車中南米本部本部長の井上雅宏氏が新社長に就任する。
「次の駅まで」に読めるハナシ:
子どもの頃に憧れた「お菓子の城」を形にできる商品がある。明治が1月16日に発売した「明治 子どものころ夢に見た、お菓子でつくる大きな大きなお城キット」だ。商品化の経緯を、同社グローバルカカオ事業本部カカオマーケティング部の杉山詩織さんに聞いた。
消費電力が大きいエアコンを使わず、温まることができる「着るこたつ」注目を集めている。各社が発売する着るこたつの特徴や消費者の反応、売れ行きをまとめた。
「次の駅まで」に読めるハナシ:
日本の伝統的な暖房器具である「こたつ」。最近では、従来通り机にセットして使うだけでなく、「着る」タイプも登場するなど進化を遂げている。こうした中、ゲーミング家具ブランド「Bauhutte(バウヒュッテ)」を手掛けるビーズ社の「ゲーミング着るこたつ布団」が集めている。開発秘話を同社に聞いた。
電気代の高騰による節約意識の高まりから、節電タイプの暖房器具が注目を集めている。家電メーカーの山善が手掛ける暖房アイテム「くるみケット」もその1つだ。開発担当者の加美将希さん(同社家庭機器事業部)に話を聞いた。
サントリー食品インターナショナルが発売したのが「ライフパートナーDAKARA」。人気商品に成長したダカラだったが、その後低迷。起死回生の一手として、スポーツドリンクらしからぬ転身を図った。
電気代の高騰による節約意識の高まりから、消費電力が大きいエアコンを使用しなくても温かくなれる商品が注目を集めている。こうした節電ニーズとスマホを組み合わせて生まれたのが、ニトリの「スマホ毛布」だ。
美容系総合ポータルサイト「@cosme」を運営するアイスタイル(東京都港区)は12月7日、「@cosmeベストコスメアワード2023」を発表した。結果を見ると、あるブランドが多数を占めていることが分かる。コーセーが展開する「コスメデコルテ」だ。
美容系総合ポータルサイト「@cosme」を運営するアイスタイル(東京都港区)は12月7日、「@cosmeベストコスメアワード2023」を発表した。3月にマスク着用が任意となり、人々のメークに対する意欲が回復する一方で、物価高により家計が圧迫されるなど、化粧品業界にとっては、追い風と向かい風の両方が吹く1年となった。
寒い季節には、インナーやセーター、コートなど、たくさんのアイテムを着込むのが一般的だ。しかし、ドン・キホーテは重ね着しなくても1枚で温かい“羽織る魔法瓶”のようなアイテムを開発。“当たり前”を覆そうとしている。開発の背景を聞いた。
ユーザーからの“ダメ出し”をもとに改良したところ、結果的に値下げにも成功した商品がある。ドン・キホーテで今年10月から発売している“着るこたつ”こと「動けるこたつウェア」だ。
日に日に寒さが厳しくなり、防寒アイテムに注目が集まっている。こうした中、好調な売れ行きを見せているのが、ワークマンの“着るこたつ”ことヒーターウェア「WindCore ヒーターシリーズ」だ。
11月24〜12月1日の8日間:
アマゾンジャパンは、年末のビッグセール「Amazon ブラックフライデー」を11月24日〜12月1日の8日間開催する。7月に開催したプライムデーで初めて実施した、買い逃しを防ぐ先行セールや、注文・閲覧履歴に基づく「パーソナライズ表示機能」を今回も導入し、年末年始に向けた購買需要の取り込みを図る。
今年45周年:
カルビーは11月13日、ロングセラー商品「ポテトチップス コンソメパンチ」が45周年を迎えることを記念した限定商品を発売する。現在では定番となったコンソメパンチだが、発売当初はなかなか売れなかったという。
猛暑に商機 「ひんやりグッズ」の狙い:
猛暑を少しでも快適に過ごそうと、暑さ対策グッズは多様化が進んでいる。ネッククーラーや手持ち扇風機などが新しい定番商品になる中、着るタイプの暑さ対策グッズにも注目が集まっている。
あの話題は今:
コロナ禍当初、大きな社会問題となったマスク不足。解消の一助となったのが、シャープによるマスクの生産・販売だ。アフター・コロナへシフトした現在、シャープのマスクはどうなっているのか。広報担当者に話を聞いた。
横浜と並ぶ2強:
首都圏の「住みたい街」2強として、横浜とともに10年近くトップ3にランクインしている吉祥寺。その人気はコロナ禍でも健在で、今年のランキングでも2位となった。なぜ吉祥寺は、男女や年代を問わず支持されるのか。住まいと街の関係に詳しい、東京情報堂の代表を務める中川寛子氏に話を聞いた。
2年連続4位:
住みたい街ランキングで、10年近くトップ3を独占していた横浜・吉祥寺・恵比寿のうち、恵比寿が4位に転落した。なぜ恵比寿は、住みたい街の常連から転落したのか。住まいと街の関係に詳しい、東京情報堂の代表を務める中川寛子氏に話を聞いた。
6年連続で首位:
リクルートが発表した「SUUMO住みたい街ランキング2023 首都圏版」では、6年連続で横浜市が総合1位を獲得した。なぜ横浜は、高い人気を集めているのだろうか。住まいと街の関係に詳しい、東京情報堂の代表を務める中川寛子氏に話を聞いた。