男性が育休を取得した一番のきっかけは何だったのか。メンタルケア、コーチングなど支援サービスを法人向けに提供するSmart相談室(東京都港区)が調査したところ、「自ら積極的に取得した」人が最も多く、45.9%だった。
希望する育児休業期間と実際に取得した期間を比較したところ、52.4%が「ほぼ同じ」だった。取得期間が希望期間よりも「短かった」は36.5%だった。
育児休業からの復帰後、会社から提供された支援1位は「業務量の調整」(33.4%)だった。2位「在宅勤務・テレワークの活用」(30.0%)、3位「勤務時間の短縮・フレックス制度」(29.6%)という結果に。会社から提供してほしい(ほしかった)支援1位は「在宅勤務・テレワークの活用」(39.7%)で、以下「業務量の調整」(37.5%)、「勤務時間の短縮・フレックス制度」(31.5%)と続いた。
育児休業からの復帰後、経験した具体的な困難は、「子どもとの時間をもっと取りたかったが、仕事のためできなかった」(35.1%)、「育児と並行して、育休前と同じ業務量・成果が求められた」(33.9%)が上位を占めた。
調査は3月11〜12日、育休を取得し、同じ職場に復職した経験のある男性416人にインターネットで実施した。
男性の育休取得率、3年で9割達成 千葉市が生かした「逆転の発想」とは?
「営業職は休めない」は本当か?――サントリーが「男性育休100%」達成で得た、“思わぬ効果”
育休の社内負担に「最大125万円」の助成金 男性の育休取得進むか
男性の育休取得率、3年で9割達成 千葉市が生かした「逆転の発想」とは?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング