大手回転寿司チェーン「スシロー」は5月13〜14日、国内全店舗で一斉休業する。「より働きやすい環境づくり」を目的として2019年から毎年同じ時期に休業しているが、どういった反響があるのか。スシローを展開するFOOD & LIFE COMPANIESの広報担当者に聞いた。
この時期に休業するのは、ゴールデンウイークや創業祭といった繁忙期の間のタイミングで「従業員にしっかりと心身ともにリフレッシュしてもらいたい」(担当者)という狙いがある。従業員から店舗が一斉に休める休業日がほしい」との要望があったこともあり、2019年に一斉休業を導入した。
従業員からは「休みの日に同じ店舗の仲間とコミュニケーションが取れた」「家族と過ごすことができ、心身ともにリフレッシュすることができた」といった反響があるという。
また、同社のカスタマーサポート室には「従業員やその家族のことを一番に考えた取り組みに感動した」「業界にとって素晴らしい働き方改革なので他企業に広がることを祈っている」といった声が寄せられているという。
スシローは2023年11月に店舗スタッフのドレスコードを改定し、自由な髪型・髪色で働けるようにしている。これも、従業員満足度を高めるための施策だ。
スシローのこうした取り組みは他の外食チェーンにも拡大していくか。
月1回の「週休3日制」の効果、売上は過去最高に 老舗黒板メーカーのやり方
お客様はもう、神様ではない? 「ロイヤルホスト」「すかいらーく」など各飲食チェーンで徐々に広がる年末年始休業の波Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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