将来に不安を抱く人は、具体的にどのような内容に不安を感じているのか。日本労働組合総連合会(以下連合、東京都千代田区)が調査したところ、「老後の生活」に不安を感じている人が最も多く、「預貯金など資産の状況」「自身の健康状態」と続いた。
現在の生活に満足しているかという質問に対し、「満足」は59.7%、「不満」は40.3%だった。男女・世代別にみると、40代男性と50代男性では「不満」(50.5%、52.7%)が「満足」(49.5%、47.3%)を上回る結果となった。
雇用形態別では、非正規雇用の「不満」が44.8%で、正規雇用(38.0%)より6.8ポイント高かった。
将来についてどのくらい不安を感じるか聞いてみると、「不安を感じない」は12.8%、「不安を感じる」は66.7%を占めた。
「不安を感じる」と答えた割合は、男性が63.5%、女性が70.0%だった。世代別で見ると、女性の「60代以上」(75.0%)、男性の「50代」(66.7%)が上位を占めた。雇用形態別では非正規雇用が69.4%と、正規雇用と比べて4.0ポイント高かった。
不安を感じていることについては、「老後の生活」(57.3%)が最も多く、以下「預貯金など資産の状況」(51.6%)、「自身の健康状態」(42.1%)という結果に。
50代以上の女性では「老後の生活」が80%を超え、30代男性では「預貯金など資産の状況」(67.2%)が最も高かった。男女ともに60代以上では「自身の健康状態」(女性62.3%、男性66.7%)への不安が、全体平均と比べて20ポイント以上高かった。
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