ローソン、店員の声を形に 「ラッシースムージー」誕生の裏に“会いに来たくなる”接客力

» 2025年07月16日 05時00分 公開
[ITmedia]

 ローソンは7月15日から、関東、北海道、新潟など全国で37店舗限定の「MACHI cafe+(マチカフェプラス)」導入店で「ラッシースムージー」3種を発売する。マチカフェプラスでは、カウンターで注文を受けてから1杯ずつ店内で作るカフェメニューを提供している。

「ラッシースムージー」3種を発売(出所:プレスリリース、以下同)

 マチカフェプラスは「手渡しを通してお客さまと会話したい」という店員の声をきっかけに始まり、各店舗からの意見を積極的に取り入れて運営している。知識や接客などのスキルが高いスタッフがそろう、選ばれた店舗でのみ展開しているのが特徴だ。

「手渡しを通してお客さまと会話したい」という店員の声がきっかけに

 今回の「ラッシー風のスムージー」というアイデアも、店舗従業員から提案されたものだ。「商品アイデアコンテスト」を実施し、レシピのアイデアを募集したという。

 生クリームや練乳が入ったヨーグルト風のペーストを使用した「マンゴーラッシースムージー」「ストロベリーラッシースムージー」「ブルーベリーラッシースムージー」の3種類を展開する。価格は各440円。

「ストロベリーラッシースムージー」「マンゴーラッシースムージー」「ブルーベリーラッシースムージー」

 同社の広報担当者は、ヨーグルトを使用したメニューが夏の定番となりつつあるとし、「ヨーグルト風味のさっぱりとしたラッシースムージーは、お客さまのニーズがあると考え、開発した」とコメントした。

 ローソンは2022年9月から、マチカフェプラスを一部店舗限定で展開している。「笑顔で商品をお渡しし、商品・サービスを通じてお客さまとのコミュニケーションを図る」ことを目的に、「あなたに会いに来た」「あなたから買いたい」と思ってもらえる関係づくりを目指している。

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