九州大学などの研究者と、三和酒類が共同で設立した飲酒科学振興協会は7月18日、「会社の飲み会における満足度とストレス要因の実態調査」の結果を発表した。会社の飲み会で「非常にストレスを感じる」要因として最も多かったのは、「酔っぱらいによる騒音や迷惑行為」だった。
調査によると、最も多くの人が「非常にストレスを感じる」と答えた要因は「酔っぱらいによる騒音や迷惑行為」で、男性が30.81%、女性は48.85%に上った。以下、「気分・体調が優れない」(男性:27.35%、女性:46.86%)、「上司の振る舞い」(男性:26.67%、女性:43.33%)が続いた。いずれの項目も、女性の方が男性より高い割合を示す傾向が見られた。
飲酒科学振興協会は、いわゆる“飲みニケーション”が依然として職場内コミュニケーションの重要な手段とされる一方で、働き方の多様化や価値観の変化により、その在り方に疑問を抱く声も増えている現状があると指摘した。
本調査は、全国の企業に勤務する20歳以上の社会人7500人を対象に、インターネットで実施した。
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「飲み放題」をやめたのに、なぜキリンシティの売上は伸びたのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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