人材育成や組織開発を手掛けるリクルートマネジメントソリューションズ(東京都港区)は、新卒で企業に入社した1〜12年目の社員を対象に「組織適応に関する実態調査」を実施した。その結果、離職意向は「3年目」と「5〜7年目」で高まる傾向があることが分かった。
この理由について同社は、3年目は業務の幅が広がるとともに独り立ちが求められ、成長の機会である反面「ついていくのに精いっぱい」と感じやすいと分析。
一方、5〜7年目は業務に慣れ始める時期であるものの、仕事の広がりを感じにくくなり「同じことの繰り返し」による停滞感から将来の成長がイメージしづらくなるとした。
上司との関わりの深さについて5段階で回答を得たところ、入社1年目(3.37)と2年目(3.44)は高い水準にあるが、3年目(3.19)には0.25ポイント低下することが分かった。
仕事の内容や幅を自ら広げようとする行動も、「3年目」と「5〜7年目」で低下する傾向があった。
賃上げが進まない一因? “とりあえずパートで穴埋め”の企業が、今後直面する困難とは
就活生向けの“面接音声投稿サービス”に賛否 法的には問題ないのか 弁護士に聞いたCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング