部下を褒めて伸ばすのか、叱って成長させるのか。いずれにせよ「褒める」「叱る」は事後の行為だ。だからこそ、行動の「前」にすべきことが「期待」である。
「褒めて伸ばす」よりも「期待して伸ばす」と考える方が、上司にとって実践しやすい。
期待しても指示通りに動かない部下には「if then(イフゼン)ルール」が有効だ。これは「もし○○なら、そのときは○○する」という条件設定である。
このルールを事前に決めておくことで、衝動的な叱責を避け、冷静に対応できる。
多くの上司が混同する「指摘」「注意」「叱る」の違いは以下の通りである。
この違いを明確にし、イフゼンルールに従って行えば「パワハラだ」といわれることはない。
部下に「仕事は終わってないですが定時なので帰ります」と言われたら、どう答える?
新入社員「Web会議でカメラオンにする必要なくないですか?」 上司のあなたはどう答える?
部下から「給料を上げてください」と言われたら、上司のあなたはどう返す?
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