基本姿勢は「期待する+褒める」のサンドイッチ構造だ。
まず「君ならできる」「この仕事を任せたい」と期待を伝える。そして達成したときには具体的に褒める。この繰り返しで部下は自信を持ち、上司の期待に応えようとする。
実際、多くの部下は「上司の指示に従っている」と答える。にもかかわらず、上司が「従わない」と受け止めてしまうのは、認識の共有を怠っているからだ。その結果「期待したくない」という感情が生まれる。
指示通りに動かない組織の上司には「どうせ言っても無駄」という諦めの姿勢が共通している。
上司は部下の可能性を信じ、期待をかけ続ける存在でなければならない。本人の前でも陰でも「期待していない」と口にすべきではない。その感情は必ず伝わり、組織全体の士気を下げるからだ。
部下に期待をかけ、信じ続ける姿勢こそが、最終的には自分自身を救うことになる。
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