イオンは8月22日、グループ共通アプリ「iAEON」において、クーポン利用によって節約した累計金額を自動表示する機能などを搭載した「iAEONレポート」を開始した。同アプリの累計ダウンロード数は、7月末時点で1700万件に達している。
対象となるのは、イオンリテールやマックスバリュ、まいばすけっとなど、イオングループ18社、約4000店舗だ。買い物で獲得したWAON POINT数や、同社発行のクーポンを利用した際の値引き額の累計を確認できる。
また、会員コードをスキャンすることで買い物履歴を自動で集計し、「食料品」「衣料品」「日用品」「その他」の4つのカテゴリーに分け、月ごとの支出額を簡易レポートとして表示する。決済方法を問わず、過去13カ月分の支出額を確認できる。電子レシート機能と併用すれば、より詳細な購入履歴も見られるという。
同社の広報担当者は、「物価高や節約志向の高まりといった生活者を取り巻く課題に対応し、“お得の見える化”を実現することで、お客さまの関心に応えていく」とコメントした。
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なぜイオンの“屋内公園”は人気なのか 「95%」の数字にこだわる理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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