スプーン発売後、「スプーン以外の形態もほしい」といった声や、スプーンを使わずに汁物を食べる習慣のある人々のニーズを受け、「エレキソルト カップ」を新たに開発。また、エレキソルト スプーンにも利用者の声を反映し、小型化や食洗機対応など改良を加え、リニューアルした。
いずれも微弱な電流を食品に流し、塩味やうま味を増強する仕組み。明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科の宮下芳明研究室との共同研究によって開発した、減塩食品の塩味を約1.5倍に増強させる独自の電流波形の技術を搭載した。
キリンHDは「エレキソルトシリーズのさらなるラインアップ拡充を進めるとともに、塩味やうま味に限らないさまざまな味覚領域を対象とした電気味覚の技術開発に取り組み、お客さまが多様な食事を楽しめる、減塩にとどまらない食の課題解決を図っていく」とした。
また、世界的な食の課題解決に向け、2026年にはアジア圏での販売を目指すという。「グローバル展開を視野に入れながら、高齢化が進む日本においてはフードテック、ヘルステック、エイジテックの観点から、健康的な食事をよりおいしく、楽しくする提案と製品開発を今後も推進する」(同社)とコメントした。
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