ChatGPTをビジネスシーンでどのように活用すればいいのか? AI活用コンサルタント・英語学習コーチ・学習法エバンジェリストとして活躍しているプチ・レトル株式会社の谷口恵子社長に話を聞いた。
――生成AIと出会ったきっかけを教えてください
私が初めてChatGPTに触れたのは、2023年1月20日でした。世間で話題になり始めてからすぐというほどではありませんが、登場から2カ月もたたないタイミングでした。当時は英語学習コーチとして活動していて、教材選びや学習方法の提案、カスタマイズなどを手作業で行っていたのですが、「これは仕事のやり方が変わる」と直感しました。英語学習のみならず、AIはビジネス全体に大きなインパクトを与えると確信したんです。
――現在は、どのような業務で生成AIを活用しているのですか?
今ではAIは、仕事に欠かせない“相棒”です。特にChatGPTは文章作成、メール、スライド構成案の作成などに大きな効果があります。AIの最大の強みは「個別化」と「時短」です。自分の背景や目的を伝えることで、驚くほど精度の高いアウトプットが返ってきますし、手作業で何時間もかかっていた業務が、数分で終わることもあります。
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