中古スマホは(1)子供の初めての端末として購入するケース(2)コロナ禍の「巣ごもり需要」をきっかけとした動画視聴やゲームのサブ端末(3)格安SIMと組み合わせて通信コストを抑えるーなどの使い方が代表的だ。近年は企業の業務用や、キャッシュレス決済専用の端末などでの利用も広がっている。
中古端末販売大手のゲオモバイル販売推進部ゼネラルマネジャー、藤巻亮さんは「実用性とコストのバランスを求める層に、中古端末は定着しつつある」と話す。必要な性能を適正な価格で手に入れられる実用性が評価され、利用の幅を広げているという。
人気はiPhoneシリーズで、最新機種から1〜2世代前のモデルに需要が集中するという。藤巻さんによると「iPhoneは数世代前でも性能に問題はなく、新型が登場すると旧モデルへの需要が一気に高まる」という動きがあり、市場活性化の原動力になっている。現在はiPhone12や13シリーズ、iPhoneSE(第3世代)が売れ筋で、カメラ性能が高く、価格も安定しているiPhone13が特に人気を集めているという。
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