発売目前の新型iPhoneが話題のスマホ市場では、「中古」が勢いを増している。販売台数は6年連続で過去最高を更新。従来の「価格が安い」から、「必要な機能を適正価格で買える」と実用性が支持されている。円安や物価高騰の影響で「新品」の高価格化が止まらず、「型落ちでも十分」という利用者が拡大。訪日外国人の購入も増え、日本の中古の高い品質も注目されている。
調査会社MM総研によると、2024年度の国内中古スマホ販売台数は前年度比17.7%増の321万台で、6年連続で過去最高を更新した。円安や物価高騰が続き、利用者には通信費を抑えたい意識が広がっており、大手キャリアによる認定中古品の取り扱い拡大や訪日外国人の購入増加も市場を押し上げていると分析。2030年度には年間450万台規模に達すると予測している。
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