このように、同じ「マネージャー」という役割でも、2段階の深堀をすることによって、やるべきことが明確になってきます。当然、役割はひとつではありませんので、同時にいくつかの目標を目指すことになります。そうすると、日常の仕事のほかに、役割から考えた目標が加わることになりますので、すべて遂行できそうにもないほどのタスクが生まれることになります。
ここで時間管理(優先順位付け)の出番となるのですが、ルーティンワークと役割からの目標、自分にとって本当に重要なことはどちらかを考えれば、何をやるべきかは、答えは明らかでしょう。
1週間の計画を立てるときに、週に何時間か、この役割からの目標達成のためのタスクを必ずブッキングします。自分自身との約束をつくるわけです。役割ごとの目標を達成し、責任を全うすることができれば、情熱をもって毎日を過ごし、思い描いている人生のビジョンに近づいていることを実感できるはずです。(フランクリン・ プランナー)
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