顧客データなどを分析するAsobica(東京都品川区)が実施した「企業やブランドの推し消費」に関する調査で、最も多くの人に“推されている企業”は任天堂(9.0%)だった。新商品のチェックやSNSフォロー、家族・友人へのおすすめなど、日常的に応援する行動が多く見られた。
以下「トヨタ自動車」(6.4%)、「パナソニック」「ユニクロ」(いずれも3.7%)、「全日本空輸(ANA)」(3.2%)が続いた。
Asobicaは「ランキング上位はすべて一般消費者向けの製品となっており、日常生活での接点の多さが趣味・嗜好との強いつながりによって生まれやすいことを示している」とコメントした。
「推し」の企業やブランドについて、35.0%が「ある」と回答した。特にZ世代(15〜29歳)で「推し企業」を持つ傾向が顕著。男性20代以下で50.4%、女性20代以下で49.8%と、若者の約半数が「推し企業」を持っていた。
「推し企業」の業種で、最も多かったのは「アパレルファッション」(29.2%)。以下「ゲーム」(24.2%)、「食品・飲料」(22.2%)、「化粧品・美容」(21.6%)が続いた。
「企業の推し活として具体的に行っている行動」を聞いた。最も多かったのは「家族や友人・知人に推しの企業・商品/サービスについて推奨すること」(49.0%)。次いで「企業の公式SNSをフォローすること」(30.8%)、「企業が配信するアンケートに回答」(22.6%)、「企業のロゴグッズ仕様やTシャツを着用」(17.3%)、「SNSで推しの企業や商品・サービスについて投稿」(16.8%)が続いた。
インターネットによる調査で、対象は15〜59歳の男女1035人。調査期間は10月17〜22日。
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