ドンキ、ツナ缶→パウチタイプで発売 「ラノベ化」したパッケージの狙いは?

» 2026年01月28日 05時00分 公開
[ITmedia]

 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)が展開するドン・キホーテは、オリジナルブランド「情熱価格」から、パウチタイプのツナ「ライトツナかつおパウチタイプ」(油入り水煮/ノンオイル、431円)を発売した。

パウチタイプのツナを発売(出所:ニュースリリース、以下同)

 同社はこれまで、ラベルを省くことで低価格にしたツナ缶「ライトツナフレーク」を販売し好評を得てきた。さらなる環境負荷の低減や利便性向上のため、新たにパウチ化した商品を販売する。

 パウチはスチール缶に比べて軽量なため、製造時のCO2排出量を約47%、配送時には約34%削減できるという。加えて、ツナ缶特有の「油や汁を捨てる」「空き缶を洗って捨てる」といった手間も不要になる。

「ライトツナかつおパウチタイプ」(油入り水煮/ノンオイル、431円)

 パウチタイプでは、少量のオイルやスープでもツナ全体に均等に水分が行き渡る設計とし、液体量を最小限に抑えた。総重量は従来の缶タイプ(70グラム)よりも少ない1パック60グラムだが、加食部分にあたるツナの身の重量は従来品よりも増やした。

 缶タイプの商品も引き続き販売し、用途に応じて選べるようラインアップを拡充する。

環境負荷の低減や利便性向上につなげる

 特徴的なのはパッケージ表記だ。「ツナから缶をなくせば缶ゴミが減ってラクになる!……と思いパウチに変えた場合CO2も削減できた件」といった、ライトノベルのタイトルを思わせる長文が記載されている。

 ドンキでは2021年2月に実施した「情熱価格」のリニューアル以降、開発者の思いや商品の特徴を、商品名やパッケージの文章として前面に押し出してきた。

 広報担当者は「ドンキはアミューズメント性を重視した業態なので、それを商品づくりにも反映している。プライベートブランドは、店のイメージと結び付いているべきだと考えており、情熱価格では開発者の思いをパッケージ上で伝えている」と説明した。

 今回の「ライトツナかつおパウチ」でも、パッケージに長めの文字数で商品の特徴を掲載した。環境配慮や利便性といった真面目な要素も、堅苦しく伝えるのではなく「思わず読んでしまう形」にすることで、ドンキらしさにつなげたい考えだ。

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