タイパ・コスパの次は「スペパ」? 全自動コーヒーメーカーが、1400万円超えのヒットとなったワケテストマーケティングから見るプロダクトの近未来(2/3 ページ)

» 2026年02月04日 08時00分 公開

「スペパ」に優れた商品として人気に

 近年、家電の進化はすさまじく、「一芸家電」と呼ばれる、一つの目的に特化し、その性能を極限まで高めた製品が数多く登場しています。

 一方で、日本ならではの住宅環境に起因する悩みも浮き彫りになっています。現代の日本の住宅は決して広いとは言えず、限られたスペースをいかに有効活用するかが課題です。特にキッチンは、冷蔵庫や電子レンジ、食器類などで、常にスペースが圧迫されがちです。

「スペパ」も抜群

 ここでキーワードとなるのが「スペパ(スペースパフォーマンス)」です。Makuakeが過去に実施したキッチン家電に関するアンケートでも、購入の決め手として「サイズ感」や「収納性」を重視する声は高まっています。つまり、どれほど高性能な家電であっても、スペースの制約を理由に購入が見送られているケースが少なくないということです。

水とコーヒー豆を入れるだけという手軽さ

 レボニアの特徴は、単においしいコーヒーをいれられるだけではありません。「きちんとコーヒーを作りたいが、時間やスペースの問題で難しい」という生活者の悩みに向き合い、その解消を目的としている点が、最大の強みと言えるでしょう。

 ボトルサイズのコンパクトさでありながら、水とコーヒー豆を入れるだけで、豆をひくミルからお湯を沸かすケトル、そして円を描くように注ぐプロのドリップ技術までを一台に集約しています。

手間なくおいしいコーヒーを楽しめる
豆と水を入れ、あとは待つだけ

 これにより、コーヒーをいれる手間を減らすだけでなく、キッチンという場所の制約からも解放させることに成功しました。忙しい朝、着替えや身支度をしている間に、デスクの片隅で本格コーヒーが完成します。

デスクの横で、本格コーヒーが完成

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