【ワシントン=杉本康士】Webサイトの開発などに使われるプログラミング言語「PHP」にシステム上の欠陥が見つかった問題で、米国家安全保障局(NSA)は10月21日、PHPを使用する全ての組織に直ちに対策を講じるよう求める声明を発表した。即座に対応しなければ、サーバのファイルシステムやデータベースに不正アクセスされる恐れも指摘した。
NSAは声明で重大な欠陥を是正するため速やかにアップデートを行うよう要請。対応が難しければ、問題が完全に解消されるまでの間、Webサイトをインターネットから一時遮断するよう勧告した。
米連邦捜査局(FBI)のサイバー部門も同じく21日、NSAと同様の警告をX(旧ツイッター)に投稿した。今回発覚した欠陥により悪意のあるサイバー攻撃が可能となり「機密データやネットワークが侵害される恐れがある」と指摘。侵害されたことが分かった場合はFBIに通報するよう求めた。
米国土安全保障省のサイバー・インフラ安全局(CISA)も声明を発表。PHPの欠陥を悪用した事例は発表した時点で確認されていないとしつつ「放置すれば組織にリスクをもたらす」として対策を呼び掛けた。
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