見た目でジャッジされている!? 自分のからだを評価しよう:エグゼクティブの“からだ”づくり(2/3 ページ)
戦うためのからだづくりは、鏡に映った自分を客観的に知ることから始まります。
見逃さないで! からだの「お疲れサイン」
「体力が落ちた」
「休養をとっても疲れが取れない」
「なんとなく体調がすぐれない……」
あなたは、このようなからだのお疲れサインを感じていませんか? ある企業が30〜50代の男性ビジネスパーソン約1000人を対象に行ったアンケート結果によると、8割以上の人が、からだの「お疲れサイン」を感じていました。
しかし、からだの不調は病気やケガなど目で見える症状があらわれないと、意識しづらいもの。また、なんとなく違和感を覚えていても仕事を優先してしまいがちで、特に、働きざかりの年代はその傾向が強くみられます。
よく、「週末や長期休暇に入ると、途端に風邪をひいてしまう」という話を聞きます。これは、ギリギリまで無理した結果にあらわれる、“からだのSOS”の1つ。そして、この最初のサインを無視し続けると、大変なことになってしまいます。
ある人は、体調不良を感じつつも仕事が忙しくて休まずに無理していました。その結果、腹膜炎を起こして緊急入院となったうえ、医師から「もう少し病院に来るのが遅かったら命の危険もあった」と言われたそうです。そのときになってようやく、健康の大切さを痛感したとおっしゃっていました。
このように、目先のことだけを見ていては、その先に潜むリスクに対応しにくくなってしまいます。気付いたときには、その何倍も問題が大きくなり、時間もお金も膨大にかかるといった状況にもなりかねません。気力と根性で乗り切れるのは若いころまで。いつまでもその無理が効くわけではありません。
手遅れになる前に、自分のからだのお疲れサインをしっかり受け止め、早めの対策を行いましょう。
次のページで、日頃のあなたの「お疲れ度」を、チェックしてみましょう。
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