一流のオトコになるための「勝ち癖」のつくり方:エグゼクティブの“からだ”づくり(1/4 ページ)
まず「自分ビジョン」を明確にする。これが、一流のオトコになるための最初の準備です。
集中連載:「エグゼクティブの“からだ”づくり」について
この記事は荒尾裕子著、書籍『毎日5分から! ハイクラス・ビジネスマンはやっている 戦うための心体(からだ)づくり』(明日香出版社)から抜粋、再編集したものです。
・1日5分のからだマネジメントが、仕事の効率を上げる
・からだは2つにできないが、パフォーマンスは2倍にできる!
本書では、役員クラスのエグゼクティブが日常生活の中で実践している手軽な健康法を紹介。心と体のバランスを意識して、あなたも高いパフォーマンスを生み出すハイクラス・ビジネスマンへと成長していきましょう。
「毎日、忙しくて健康に気を遣うヒマがない……」という人にこそ読んでほしい一冊です。
戦うためのからだづくり、あなたもそろそろ始めませんか?
今日1日で、あなたは幾つの選択をしましたか? 今日は何を食べようか、この本とあの本のどちらを買おうか、ダイエットを始めるため何をしようか……私たちの人生は選択の連続です。
そのため、人は無意識のうちに、ものごとをできる限り少ない情報で簡便に判断しようとする傾向にあります。これを「ヒューリスティック」と言います。
日々たくさんの選択を求められる私たちにとって、素早い判断を行えるというメリットがある一方、ブームや過去の経験則にとらわれ、判断にバイアスが生じやすいという問題もあります。
中でも、ここ最近の健康ブームにより、〇〇が良い、〇〇が効くといった健康づくりのためのHow to に関する情報が氾濫し、何が正しいのか分からないまま、話題性や即効性などで判断しがちです。その結果、ヒューリスティックのワナに陥りやすい状況にあると言えます。
私たち1人ひとりに個性があるように、からだの状態も個々によって異なり、遺伝や生活習慣・環境などからさまざまな影響を受けています。そのため、「〇〇さんがうまくいったから自分にも効果がある」とは限りません。
また、急激な変化からからだを守る防衛反応が備わっているため、何か極端な方法をとると、その反動でむしろ負担をかけてしまうことが多々あります。自分の現状を客観的に正しく把握しながら、自分に合った方法を正しく選択していく必要があります。
そのヒントとなるのが、「走」「攻」「守」の視点からなるからだマネジメント術です。あなたの日々のからだの状況が分かるのは、あなた自身であり、選択していくのもあなたです。
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