コカ・コーラシステムは10月19日、冬季の自動販売機の加温温度を従来より2度高く設定すると発表した。「ホット製品をもう少しあたたかい温度で飲みたい」という消費者の要望に応えたという。
設置場所を問わず、ホット製品の販売数の多い自販機が対象。北海道・東北エリアでは5日から先行スタートしており、沖縄県を除く全国各地で順次実施する。対象の自販機には、+2度高いことを示すPOPやポスターを掲示する。
「ホット製品をもう少しあたたかい温度で飲みたい」「冬によりあたたかい飲み物を飲みたい」などの消費者の意見を受け、今年1月から3月に北海道で2度高く設定したテスト販売を実施した。「よりあたたまる」「よりおいしいと感じる」「癒やしを感じる」と好評だったことから、全国展開に踏み切ったという。
同社では「いつもの冬より、 あたたかく。」と題し、缶コーヒーのブランド「ジョージア」をアピールするキャンペーンも同時に展開する。
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