バツイチで再婚でも披露宴をせよっ(1/2 ページ)
10歳年上のバツイチ男性と交際中の女性から切実なご相談。「結婚は考えていてくれるが、結婚するにしても、式は挙げても披露宴は無し。やっぱり再婚となると披露宴はやりたくないのでしょうか? まったくケツの穴の小さい男である……。
著者プロフィール:中村修治(なかむら・しゅうじ)
有限会社ペーパーカンパニー、株式会社キナックスホールディングスの代表取締役社長。昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。
【相談内容】
Q)再婚となると披露宴はやりたくないのでしょうか?
10歳年上のバツイチ男性(娘1人、親権は離婚した元妻)と交際中です。結婚を考えてくれてはいますが、1年前に離婚したばかりで、いつごろまでにといのうのは決められないとのこと。
また、結婚するにしても、式は挙げても披露宴はなし。(初めにかなり盛大にしたので、親戚、会社の上司や同僚を招待するのに気が引けるとのこと)。私の母は、2人で決めることだから、(私が納得すれば)いいよ」と言ってくれていますが……。
私は初めての結婚なので、ささやかでもいいので親戚や友人たちとパーティ形式でもしたいと思っています。やっぱり再婚となると披露宴はやりたくないのでしょうか?
【ワタシの回答】
披露宴は、彼氏のメンツでするものじゃありません。
披露宴かあ。ワタシにも苦い思い出です。26年前、初婚であるにもかかわらず(私は)非協力的でした。式場との打ち合わせに同席しない。嬉しそうな顔で衣装合わせを見てられない。その態度に(妻に)何度キレられたことでしょう。
面倒くさいわ。気を使うわ。金がかかるわ。2回目ともなれば、さらに拍車がかかりますね。同じ顔ぶれの親戚や友人に、どんな顔をしておけばいいものか? バツイチ彼氏の気持ちは、痛いほど分かります。しかし、披露宴をいいかげんにやると、2人の暮らしにも、きっと暗雲が垂れ込めますよ。
披露宴は、他者の社会を受け入れる感謝の儀式です。ケジメです。そんなもんは、2回目だって、3回目だって、同じです。2人だけの都合や気持ちでフリーな結婚式をしちゃうから、離婚も簡単にしちゃうわけです。
ちゃんとした男なら、イヤイヤでもケジメはつけるものです。手は抜いても、覚悟だけは、させなきゃダメです。
あなたも、バツイチ彼氏の2回目の披露宴に出席してくれる殊勝な親戚や友人のみなさんと触れて、彼と結婚して良かったと確信してください。
彼氏の腰が重いようなら、ケジメだよとケツを叩いてください。結婚式や披露宴は、自分のメンツのためにするものじゃないと話をしても愚図るようなら、それまでの男です。早めに見極めたほうがいいでしょう。
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