インタビュー
なぜ「ココイチ」の味は“普通”なのに、トップを独走しているのか:水曜インタビュー劇場(カレー公演)(7/7 ページ)
「カレーハウスCoCo壱番屋」(ココイチ)を運営している壱番屋の業績が好調である。市場をみると、ココイチの店舗数は1000店を超えているのに、2位のゴーゴーカレーは80店ほど。なぜココイチはここまで「独走」しているのか。同社の取締役に聞いたところ……。
マイカレーは「イカチキン煮込みミックス」
宮崎: 実はそうでもないんですよ。お客さんは牛丼チェーン店にも行かれますし、ハンバーガーチェーン店にも行かれますし、うどんチェーン店にも行かれる。このように考えると、他社が値下げをしてくると、お客さんの財布に余裕が生まれますよね。結果、これまで月に1回ココイチに行こうか、といった人たちが増えているのかもしれません。
土肥: それは意外。牛丼チェーンが値下げをしたら、月曜日牛丼、火曜日牛丼、水曜日牛丼とった感じで食事をしているのかなあと思っていたのですが、実は月曜日牛丼、火曜日牛丼と続けば、水曜日はちょっと余裕が出てきたので、カレーにしようかとなるわけですね。
最後の質問です。2014年4月に放送された『アメトーーク!』(テレビ朝日)で、芸人さんたちがオススメのトッピングを紹介された。放送後、売り上げが急増したそうですね。宮崎さんのマイカレーは?
宮崎: 「イカチキン煮込みミックス」です。
土肥: 後日、売り上げを聞かせてください。本日はありがとうございました。
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