あなたの会社は、いま以上にコスト削減ができる会社? できない会社?:コスト削減最前線 第1回
多くの企業が、「1円でも多く売り上げを伸ばす」ことを目標に設定しているだろうが、大きく伸ばすことは難しい。起業の利益は“売上高−原価+経費”である以上、原価と経費を削減することは、利益アップにつながる重要なファクターだ。
ひとつでも当てはまれば、あなたの会社もコスト削減可能
多くの企業が、「1円でも多く売り上げを伸ばす」ことを目標に設定しているだろう。しかし経済状況が大きく変動している今、企業が売上高を大きく伸ばすことはなかなか難しい。起業の利益は“売上高−原価+経費”である以上、原価と経費を削減することは、利益アップにつながる重要なファクターだ。
しかし、「従業員に我慢を強いてしまうのでは」「結果が見えにくいのでは」というマイナスのイメージによって、“コスト削減”に本気で取り組んでいる企業は、まだまだ少ないのが現状だ。
ここで、以下のチェックリストを見てみてほしい。
実は、この8つの項目に1つでも当てはまる企業であれば、“今すぐに”コストを削減することができる可能性が非常に高い。
実際にどんなコストが削減できるのか、そしてどうすればコストを減らせるのか、いくつか例を挙げて見てみよう。
こんなコストまで削減できる!?
コピー機(複合機):地域によって割引率が違う理由とは
コピー機は、実は導入する機種・台数・地域によって、メーカーの営業マンが提示する割引率が大きく異なっていることをご存じだろうか。購入する台数が多ければボリュームディスカウントが提示されるケースもあり、メーカーからのアクセスの良い地域/悪い地域で、そもそもの割引率が大きく異なっているケースもある。そのような事情から、全く同じ製品にも関わらず、単価のバラつきが生じることは珍しくない。
新規導入の際には、モノクロ/フルカラー印刷の1枚当たりの価格も異なってくる。コスト削減のためにはムダな印刷を控えるのは当たり前として、それ以上に、モノクロ/カラー印刷の単価を現状の印刷枚数に応じた適切な価格にすることが重要だ。
一般的にはモノクロ1枚2〜3円、カラー1枚15〜30円程度であることが多いが、現状によっては個別交渉でそれより下げられる可能性も大いにある。「コピー枚数は極力減らしているのに、料金がほとんど変わらない……」と感じているようであれば、契約の見直しが必要だ。
携帯電話:料金プランに「裏メニュー」が存在する?
外回りの社員が多い企業は、高確率で従業員に業務用携帯を支給していることだろう。携帯キャリアの価格競争は年々激化しており、料金プランの変更も頻繁に行われている。コスト削減のためには契約プランの見直しも効果的だが、社内の通話状況によってはプラン変更をすることで逆に高くついてしまう、通話できる時間帯が限られてしまうなど、弊害が生まれる可能性もある。
現状、通信業界では、通信事業者と個別交渉で通信サービスの料金や提供条件を取り決める「相対契約」が一般的だ。相対契約とは事業者とユーザーが秘密保持契約を結んだ上で取り交わされる、いわば料金プランの“裏メニュー”。つまり、携帯キャリアから最適と提示された料金プランも、実は表面的なものであることが多いのだ。
こういった裏メニューは大口のユーザーしか利用できないイメージが強いかもしれないが、近年では1000回線以下の中規模ユーザーでも相対契約が適用されるケースが増えてきている。通信事業者との交渉で、割引の条件をいかに引き出すかが重要になってくる。
システム保守費用:依頼する業者によって、費用は倍近く違う
意外とコストが発生していることを見落としがちな「システム保守」。システムの保守には、ソフトウェア保守・ハードウェア保守・サポート対応の3つの費用が発生する。
一般的にシステム会社はシステム保守費用の目安を「ソフトウェア開発費の10〜15%」と定めている。しかし、実はこの費用は依頼するシステム会社によってかなりバラつきがあるのだ。
外資系の企業であれば、年間でおおよそ140〜170万円。下請けの企業であれば60〜90万円。まったく同じ業務を依頼しても、企業によってなんと倍近くも価格差がある。システム保守は気づきにくいコスト項目であるが故に、最初に依頼したシステム会社から何年も切り替えをしていない企業が非常に多い。あなたの会社はシステム保守に年間いくらかけているのか、今すぐに確かめることをオススメする。
自分ではできないと思ったら、「コスト削減サービス」を利用する手も
コスト削減が可能なポイントは意外と多い、ということがお分かりいただけただろうか。しかし、いざ踏み出そうにも、今すぐにコスト削減のために人員を割くのは難しい企業もあるだろう。そんな企業には、日本最大級のBtoBのマッチングサイト、imitsu(アイミツ)が手がける“コスト削減サービス”を紹介したい。
imitsuは、約1000の業務カテゴリー情報を網羅し、最適な発注先を無料で紹介しているサービスだ。サイトの利用者は100万人を突破し、取得した見積もり数も1万件を超えるなど、急成長を遂げている。
なぜ相見積もりサービスがコスト削減サービスを提供しているのか?
imitsuの特徴は以下の3つ。
つまり、自社のサービスを介して毎月膨大な量の見積もり取得や、受発注マッチングのやりとりをアレンジしていることから、あらゆる業種の受発注におけるデータベースが「自動的に」構築されているのだ。
一例を挙げるなら、コピー機のケース。ここで詳しくは書けないが、既存の製品に関し、「A社/B社/C社に対してそれぞれいくらで販売しているのか?」という価格のデータベースが完璧に蓄積されている。
imitsuコスト削減サービスは完全成果報酬型のため、初期費用や月額料金などは一切かからないのも大きなポイント。
ここに挙げたものはコスト削減事例のほんの一部だ。あなたの会社がコスト削減のやり方にお悩みなら、imitsuコスト削減サービスが“あるべき”経費の使い方を提案してくれるはずだ。(第2回に続く)
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2016年1月6日
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