“冷たすぎる氷のう”が人気 ドウシシャ「ゴリラの冷棒」が20万本見込み:プロダクトInsights(1/3 ページ)
活関連品の企画・開発・販売をうドウシシャは、持ち運び可能な氷のう「ゴリラの冷棒(れいぼう)」を発売した。
プロダクトInsights
日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
生活関連用品を手掛けるドウシシャ(大阪市)が、持ち運び可能な氷のう「ゴリラの冷棒(れいぼう)」を発売した。公式ECサイトや全国の量販店などで販売し、価格は2728円。猛暑対策グッズ市場が拡大する中、“冷たすぎる氷のう”という切り口で、市場開拓を狙う。
ゴリラの冷棒は、「インパクト設計」と「おもしろスパイス」をテーマにした「ゴリラシリーズ」の新商品だ。近年はネッククーラーや携帯扇風機など、さまざまな暑さ対策グッズが登場しているが、同社はあえて「氷のう」に着目した。
背景には、既存市場の“隙間”を狙う発想があったという。
「当社の水筒開発担当者と、かき氷器の開発担当者が企画しました。ボトル市場が厳しい状況の中でも、光るものを作りたいと考えていたところ、携帯型の氷のうが売れていることを知り、今回の商品開発につながりました」(ドウシシャ)と説明する。
携帯型氷のうは、SNSをきっかけに人気を広げている。ただ、市場に出回る商品の多くはシリコン製で、「冷たさを感じにくい」「すぐ溶ける」といった不満もあった。
そこで、同社が採用したのがアルミ素材だ。
「既存製品はシリコン製が多かったのですが、当社はステンレス製ボトルなどの知見があったため、熱伝導率の高いアルミに着目しました。シリコン製が約7度だったのに対し、アルミ製は約2度まで下がることを確認しました」(同社)
約5度の冷感差は、体感にも大きな違いを生むという。アルミ製の氷のうは、短時間で凍る点も特徴で、準備時間の短縮にもつながるとしている。
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