インタビュー
ソニーの“着るエアコン”が売れ続ける理由 生産量は初代比10倍に拡大(1/3 ページ)
ソニーの“着るエアコン”「REON POCKET」が販売を伸ばしている。スーツでも目立ちにくい設計や猛暑の深刻化を背景に需要が拡大。生産量は初代比約10倍に達し、海外展開も広がっている。
猛暑対策ウェアラブルデバイスの需要が高まる中、ソニーサーモテクノロジーが「REON POCKET 6」(2万5300円〜)を5月12日に発売した。同デバイスは首元に装着し、本体が接触する首元や背中などの体表面を直接冷やしたり温めたりできる。2020年に初代モデルを発売し、毎年性能を向上させた新モデルを投入している。
新モデルでは、冷却の持続性が進化した。2つの独立したサーモモジュールが強弱をつけながら交互に駆動する「DUALサーモモジュール」を搭載し、冷却効果を維持しやすくした。
長時間の連続使用に特化したフラッグシップモデル「REON POCKET PRO Plus」と、共通のメカニズムを小型化して搭載。冷温部の温度は、従来モデル比で最大2度低下している。
装着性も大きく刷新した。新設計のネックバンドは首まわり28〜46センチに対応し、内部のチューブを太くすることでしなやかなフィット感を実現。付属の排気パーツは従来の2種類から、伸縮や角度調整が可能な1種に統合し、服装や体型に合わせて細かく調整できるようになった。効率的な排気により冷却性能も維持できる。
本体側面には操作ボタンも新たに搭載し、スマートフォンを取り出しにくい場面でも電源のオン・オフやモード切り替えが可能となった。本体カラーは服装になじみやすいライトグレーを採用し、角を丸めた滑らかなデザインに仕上げている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ドンキ、“風がスースー”の布団を投入 エアコンつけっぱなし時代の新寝具
ドン・キホーテが、ファン付き掛け布団「涼風めぐる夢見ブランケット」を発売した。冷感寝具市場では「触った瞬間の冷たさ」から、「朝まで続く涼しさ」へと需要が変化している。
「ファン付きウェアの次」は“冷やす服” サンコーの「冷蔵服」が累計12.8万台を突破した理由
猛暑が常態化する中、ファン付きウェアに代わる新たな暑さ対策として「冷やす服」が広がり始めている。サンコーの「冷蔵服」は発売1カ月で2.5万台、累計12.8万台を突破するヒットとなった。その理由を探る。
ソニーは、なぜレコードを捨てなかったのか 7年ぶり新プレーヤー投入の背景
ソニーが7年ぶりにレコードプレーヤーの新製品を投入した。ストリーミングが主流の時代でも、なぜ同社はレコード事業を続けてきたのか。拡大するアナログ市場の実態や、若年層に広がる新しい音楽体験を担当者に聞いた。
工事不要で“涼しい部屋”を増やす ビックカメラの「置くだけエアコン」新モデル登場
ビックカメラは、PB「ビックアイデア」から、工事不要で使える冷房機器として「スポットエアコン」と「ポータブルルームエアコン」を5月中旬に発売する。



